穏愛 のあ
Onnai Noa
私、"穏愛のあ"は日々を生きる中で生まれる、感情や想いを考える場をつくることをテーマに創作活動をしています。
穏愛のすべての作品群は核テーマに「感情」と「想い」があります。
これらは、私が知らないだけで誰もが持っているものでしょう。夢という形だったり、願い事だったり、形は様々に、そしてそれぞれにあるものだと。
私は「人として」とか「人間的にできている・ちゃんとしている」という、汎化されすぎた人間のあるべきらしい姿という圧が苦手で、よく自分のことを「人間じゃない」と言ったり、「男として・女として」「大人なんだから」というのに対して「男でも女でもないし、大人じゃないし子供でもない」と言ったりします。私は私で男という生き物でも、女という生き物でもないし、大人という人でも、子供という人でもないはずだと思うのです。
私の活動は、自分自身の思考を知り、そして人はなぜ男・女はこう、大人ならこうと定めなければならなかったのか知り、そして今その偶像の隷属からどう抜け出せるのか、どんな風に考えていけるのか、どのようにしてこの想いは理解してもらえるのかというのが、私が描いたり作ったりするひとつのスタートになっています。
私たちは、他人のだったり自分のだったりするけれど、いつも「感情」や「想い」に振り回されます。悲しかったり、腹立たしかったり、虚無に苛まれたり、嬉しかったり、楽しかったり、愛らしく感じたりいろんな気持ちを持っているはずです。誰かに辛くあたってしまうのも、誰かに優しくするのも「想い」の現れだと感じます。
私たちの生活の中心にはいつも「感情」と「想い」があるのだと思います。それを捉え、思考し、表現することが私の活動の中心であり、人生のテーマであり、大切な想いです。皆さんとその中で観る景色や思考をすこしでも一緒に共有できたらとても嬉しく思います。